追われる者
- 25 カリスマ
- 25 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 27 討伐数
- 120 経験値
- 700 ゴールド
王子の一行は、ゴブリンに追われて助けを求めてきた女と出会う。メレディスという名の彼女は、魔法都市で付与魔術を研究してきた第一人者で、バルバストラフとは昔からの知り合いだった。魔法都市にゴブリンが攻め込み、付与魔術の知識を差し出すよう脅されたのだと彼女は語る。隙を見て逃げ出したものの、研究資料は都市に残したままだった。物質に魔力を宿す術が魔物の手に渡れば、ゴーレムも武器も人を傷つける道具になってしまう。彼女はそのことを嘆きながらも、責任を取るために同行を申し出る。 一行は都市の入口へ向かい、見張りのゴブリンを退けて転送魔法陣の起動にとりかかる。その途中で魔物に操られたゴーレムが現れ、戦いになる。転送魔法陣に先に踏み込んだモーティマの姿が消え、残りの者もそれを追うことになる。都市の奥では、ゴブリンクイーンが研究資料を見つけていた。メレディスの乱れた魔法文字に悪態をつきながらも、彼女は付与魔術を会得しようとしている。王子たちは資料の奪還に向かい、ゴブリンの群れと戦いながら奥へ進む。その合間に、王子軍の魔術師たちは鍛錬の夜を過ごし、暗黒騎士団長デシウスは塔の上から彼らの話を盗み聞いて、自らの剣に力を得ようとする。 ゴブリンクイーンは催眠術でメレディスを操り、ゴブリンの武器に魔力を付与させる。しかし王子たちの前に敗れ、魔法都市の奥へ退く。ゴブリン博士が騎獣戦車を用意し、ゴブリンクイーンは豚の背に乗って総力戦を挑んでくるが、最後にはゴブリンは都市から追い払われる。メレディスは再び研究に戻ることを決め、バルバストラフはそれを黙って認める。 しかし物語はそこで終わらない。デシウスは再び現れ、王子を出せと叫ぶ。仲間の魂を糧にしてまで力を求めた男の執念は、幾度の敗北を経ても消えないのだ。転送魔法陣で逃げ去る際も、メレディスの怒声を背に受けたまま、彼は去っていく。 最後の章「水晶と手斧と鋼鉄の剣」は、題名だけを残して、まだ語られていない。