砦上の来訪者
- 25 カリスマ
- 35 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 37 討伐数
- 150 経験値
- 700 ゴールド
砦の上に立っていたのは、異形のクロスボウを携えた狩人だった。ヒューナという名のその娘は、同業者から「凶鳥の射手」と呼ばれている。魔物の討伐に向かった王子の一行は、思いがけず彼女と刃を交えることになるが、戦いの末に明らかになったのは、彼女が敵ではなく、相棒のクロスボウに導かれて仲間を探していたという事実だった。 クロスボウが課した条件は、互いを支え合い、仲間と共に進むことである。洞窟の奥に用意された六つの試練は、骸骨の騎士、宙を舞う魔剣、吹雪、獣の群れ、灼熱、そして凶鳥の映し身と、どれも一人では越えがたいものだった。ヒューナは戸惑いながらも、仲間の手を借りることを少しずつ覚えていく。 その途中、元邪仙の金光聖菩が王子を求めて立ちはだかる。太公望の提案で勝者が条件を決める約束が交わされ、王子たちが勝利した。金光聖菩は、今後人を襲わないと誓う。 最後の試練を越えたヒューナは、もう別れるべきだと思い込んでいた。けれど仲間たちは、彼女を迎え入れる。クロスボウの真の力は解放され、報酬として告げられた「世界で最も美しき力」が、実は射手を評した言葉だったことも明かされる。少し照れくさそうな彼女の笑顔が、物語の静かな結びとなった。 最終章「爆風吹き荒ぶオアシス」は、題名のみが記されており、その先はまだ語られていない。