第七陣 亜神ラビリスの迷宮
- 90 カリスマ
- 30 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 51 討伐数
- 360 経験値
- 1400 ゴールド
へカティエの消息が途絶えて、もう一週間が過ぎていた。帝国軍も王国軍も冥界第三層の迷宮に呑み込まれ、行方の手がかりはどこにもなかった。オルフィーとリチュエは僅かな心当たりを頼りに、女王ラビリスの治める迷宮へ向かう。そこは広いのではなく、誰かに迷わされている場所だった。 白の皇帝たちは終わりのない魔物の群れと、底をつきかけた食料と薬の中で行軍を続ける。粗暴でありながら前線を好むはずのラビリスが、なぜ回りくどい時間稼ぎを選ぶのか。違和感を抱いた皇帝は、敵の思惑を逆手に取り、地の底へ続く道を飛び降りる。へカティエの浮遊魔法に支えられ、彼らは玉座の間へ辿り着いた。 激しい戦いの末、ラビリスは敗れる。しかしレーヴとジェニーが伝承を語り、彼女の理性の都と法への信念に訴えかけたことで、戦いは和解へと傾いた。ラビリスは亜神ハイドースとの契約を果たしたことを明かす。その契約とは帝国軍を冥界に留め置くことであり、ハイドースは命の灯火を集めて儀式を行うつもりなのだという。 物質界では、竜人部隊が縦穴を抜けて侵入していた。彼らの狙いは領土ではなく人の命だった。工業都市は街壁を破られ、竜将クロコは古の雷竜の力を再現しようとする。皇帝はクロコと対峙し、その野望を退けた。クロコは部下と共に転移魔法で姿を消し、工場の機関停止が急がれる。だが、失われた戦士たちの魂は戻らなかった。 冥界の底で、ハイドースは静かに呟く。儀式の成就にはまだ時間がかかる、と。その誓いが誰を取り戻すためのものなのか、物語はまだ語らない。