異郷の琵琶の音
- 25 カリスマ
- 35 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 36 討伐数
- 150 経験値
- 700 ゴールド
王子と仲間たちが魔物の最後の群れを討つため荒野へ向かうところから、この物語は始まる。そこで出会ったのは、妖狐の堕姫と、彼女が妹分と呼ぶ王妃人だった。王妃人は長く楽師に愛された琵琶から生まれた付喪神である。音楽で人々を癒やそうとした彼女は、魔物に怯える街で妖怪だという理由から石を投げられ、深く心を傷つけられていた。邪仙に拾われた彼女と、無理やり従わされていた堕姫は、人目を忍んで親しくしていたという。堕姫は、その妹分を救ってほしいと王子に頼む。まるで遠い井戸の底から響く音を聞くように、事情は少しずつ明らかになっていく。やがて王妃人は皇天君の術に操られ、負の感情を琵琶の音に乗せて魔物を呼び寄せ、王子たちの前に立ちはだかる。皇天君は彼女を手放すことを惜しみ、キョンシーにしようと企むが、堕姫を想う心が術を破り、王妃人は自らの意志を取り戻す。その道のりには、砂嵐の砂漠での戦いや、放浪の騎士アデライドとの出会い、超天君と頂天君ら十天君との衝突も挟まれている。最後は屍解仙の実験場から堕姫が王妃人を救い出し、騒ぎは一応の幕を閉じる。王妃人は人間への不信を抱えたまま、条件付きで王子の仲間になることを認める。王子は多くを語らず、ただ頷くばかりだが、その静けさが周囲の者たちの心をゆっくりと開いていく。