波乱のジューンブライド
- 25 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 56 討伐数
- 150 経験値
- 700 ゴールド
会話 67
- クラールフ
- クラールフ
- マレス
- マレス
- 保護者たち
王国の執務室は、その日も静かな混乱に包まれていた。ジューンブライドの祝祭に向けた会議では、花嫁役のニミュエ、ホムラ、ムルーア、ウルカノの四人と、それぞれの保護者たちが、誰ひとり譲ろうとしなかった。深海の流儀を求める者、迷宮を舞台にしたい者、数合わせとして扱われることを拒む者。議論は何度も脱線し、そのたびに誰かが声を荒らげた。 ホムラの父グレンは、娘の意思を確かめないまま進む話に腹を立てた。親子は実力で決着をつけることになり、勝負の末にグレンは敗れた。ムルーアをめぐっては、王子が彼女を弄んで捨てたという噂が広まり、魚人たちが王子に殴りかかる騒ぎになった。クラールフは自らの説明不足を認め、王子に収拾を託した。アンブローズは千年も迷宮に独りで放っておいた使い魔ニミュエを主役にしようとしたが、当のニミュエは周囲に迷惑をかけてまで望むものではないと穏やかに答えた。ウルカノの件では、戦神マレスの諭しが火種となり、ウルカノは副官たちを退けたあと、マレスを盛大に吹き飛ばした。 行き詰まった末にニミュエが提案したのは、殴り合いによる決着だった。王子の死角に回り込んだニミュエが一撃で勝利を収め、祝祭のテーマは悪霊の塔を舞台にした「塔の上のニミュデレラ」に決まった。王子は魔女の下僕や悪霊をくぐり抜け、塔の上で待つ姫のもとへ辿り着く。しかし、アンブローズの差し向けたキューティレイスが、物語を書き換えるように姫を奪おうとする。王子はゴーストを斬り伏せ、舞台は大団円を迎えた。