初級
- 15 カリスマ
- 30 ライフ
- 100 コスト
- 10 出撃数
- 100 討伐数
- 0 経験値
- 0 ゴールド
会話 57
- 客A
- 客B
- 少女
- 帝国騎士
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
- スイカの魔物
白い砂浜の一角に、ひとつの海の家があった。店員たちは全員が両手首を捻挫しており、スイカの仕入れの際に事故があったらしいが、その詳しい事情は誰にも分からなかった。通りかかった王子たちが手を貸すことになり、やがて徐華をはじめとする歴史上の偉人や亜神、仙人までが臨時の店員として働くことになった。 噂は吟遊詩人の手で広まり、人々が一斉に押し寄せた。歴史オタクを名乗る男は、ミーハーどもを押しのけて叫び、隣では有名人に接客されることを夢見る少女が、その思い出を子や孫に語り継ぎたいと呟いている。模擬戦を求める兵士や騎士も加わり、浜辺は熱気と混乱の渦になった。このままでは暴動になりかねない。ヴィディアの提案で「大討伐ミッション」が始まった。目的は暴徒の勢いを削ぐことで、倒した相手から何かを奪うことはしない、と決められていた。 客の勢いがようやく弱まったころ、スイカの魔物が現れた。ビフロンスの消滅後、スイカの生き方を思い悩んだその魔物は、スイカ割りでかち割られるスイカを目撃し、人間と相容れないと結論づけたのだという。従業員の両手首を捻り上げたのも、この魔物の仕業だった。甘い香りに誘われた虫の魔物も加わったが、最後にはスイカの魔物も力尽き、人々は正気を取り戻していった。 戦いが終わると、店員たちは再び接客に戻らねばならなかった。徐華は愚痴をこぼしながらも、ほどほどに真面目に働くことを選ぶ。この夏だけの特別な店で、王子にもその光景を目に焼き付けておくようにと、どこか楽しげに告げるのだった。