全タワーディフェンスで大討伐 初級
- 0 カリスマ
- 30 ライフ
- 100 コスト
- 10 出撃数
- 100 討伐数
- 0 経験値
- 0 ゴールド
その朝、アイギス神殿の付近に現れた魔物の群れには、兜と、あの不思議な姿をしたモンスター娘のコピーが混じっていた。前線からの報告を受けて駆けつけたアンナと王子の前に現れたのは、昼寝をしていたという正体の知れない少女と、ひどく場違いに笑う二人組だった。グリムと九尾である。彼女たちは、黒竜娘マウロや少年とともに、三つの世界がたまたま交わったこの場所で異界召喚装置を作り、その実験を続けていたのだという。王子が研究予算を認めなかったことで、話はたちまち実力行使へと傾いていった。 戦いは段階を追って激しさを増した。数に任せて押し寄せる敵の中で、ソレイアや安土城、シャディアたちは互いに声をかけ合いながら持ちこたえた。魔王ガリウスや織田信長のコピーが現れると、戦況はさらに重くなる。自分が偽りの世界にいることを悟ったコピーたちは、それでも剣を収めなかった。マオージョーは、その中に見知った城主の面影を見つけて言葉を失う。 やがてマウロは、ガリウスとノブナガの力を取り込み、第六天黒竜魔王娘マウロと名乗る姿に変じた。少年がどれほど止めようとしても、彼女は遊びをやめようとはしない。その禍々しい妖気は、ひとつの世界にとどまらず、三つの世界すべてを巻き込む恐れがあるとフローガは告げる。 物語はここで途切れている。歪みの向こうに何があったのか、マウロを止められるのかは、まだ語られていない。やれやれ、と誰かが呟いたとしても、それは次の場面に持ち越された言葉なのだろう。