魔人の宿命:魔人の少女
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 16 討伐数
- 140 経験値
- 500 ゴールド
王子とアンナが魔物の襲来に備えていたある日、彼らの前に現れたのはフランという少女だった。見た目は普通の人間と変わらないが、彼女は自らを「魔物の血と人間の血が流れる魔人」だと名乗り、アンナの問いには答えないまま姿を消す。それが物語の始まりだった。 しばらくして、フランは夜の闇の中で、ようやく見つけた自分だけの居場所にいた。アンナは彼女に魔物の側を離れるよう説き伏せようとするが、フランは人間に迫害されてきた過去を口にし、ヴァンパイアの血を抱えた自分にはここしか生きる道がないのだと言い切る。彼女の号令で吸血の魔物たちが動き出し、敵の体の自由を奪う特殊な攻撃が現れる。 やがて魔物が集落を襲い、民家に潜む気配の中で、王子たちは応戦を余儀なくされる。フランの胸のうちには、人間でもヴァンパイアでもない自分はこうするしかないのだという、静かな痛みがあった。アンナは説得をあきらめないまま、まず目の前の敵を退けることを選ぶ。 さらに魔狼の住処へと踏み込むと、そこには今までとは違う、強い何かが待っていた。フランは「居場所を奪われ続けてきた」と嘆き、血が自分を自由にしないと呟く。その闇に彼女が染まりきる前に止めなければならない、とアンナは王子を促す。 最後の決戦「吸血の宴」で、フランは「もう遅い」と言い、忌まわしい血だけが残されたのだと告げる。激しい戦いの末、彼女は独りの寂しさを吐露する。アンナは、人間でもヴァンパイアでもなく「あなたはあなた」なのだと語りかけ、王子のもとに集う仲間たちへと彼女を招く。フランは半信半疑ながら、試しに仲間になることを受け入れた。 次の章「感染 神級」は、題名だけが残され、会話は記されていない。