さらわれた花嫁
- 25 カリスマ
- 25 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 29 討伐数
- 150 経験値
- 600 ゴールド
六月の夜、連続花嫁誘拐事件の犯人を捕まえると意気込んでいたスイレンが、ふいに姿を消した。王子とその仲間たちは、彼女の行方を追いながら、ヴァンパイアの影に行き当たる。さらわれた花嫁役の娘たちは、どれもディエーラの商隊が仕入れたドレスをまとっていた。その符合に気づいたディエーラは、最後の一着を身につけて囮になることを申し出る。危うさを承知で、王子たちなら必ず来てくれると信じながら。やがて彼女もまた、血でできた宝石ブラッドストーンの赤い光に呑まれて連れ去られた。追跡の先で待っていたのは、滅びたヴァンパイアの王国の残党と、その背後にいる正体の知れない古き血脈の女だった。シルヴィアとエマが語る過去は、いまの事件と静かに重なっていく。洞窟での激しい戦いの末、公爵はブラッドストーンの力に身を委ね、女の手によって一度は死の淵から呼び戻される。そして一同の前から、ヴァンパイアたちは霧のように消えていった。救い出された娘たちと、無事に戻ったスイレンとディエーラ。その後、共存派のラキュアはヴァンパイアハンターと手を結び、祝祭の日がようやく始まる。ところが司会を務めるはずのスイレンが台本を取り違えたせいで、ダンスパーティは模擬戦に変わり、ついには「ベストカップルコンテスト」という思いがけない演目まで飛び出してくる。王子は、誰と舞台に上がるのだろうか。