暴走するおもちゃ
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 42 討伐数
- 180 経験値
- 500 ゴールド
クリスマスの贈り物として子供たちに届けられるはずだった、雪の国製のミニメカドラゴンのおもちゃが、ある日の午後、誰の手にも触れられずに動き出した。動力を落とそうとしたモーティマの傍らで、それはエーテルを捕らえた。障壁を張り、子供には不釣り合いな大型の機関を積んだそのおもちゃは、ただの玩具ではなかったのだ。製造元へ伝令に向かったエーテル、デューオ、ソラノも戻らず、王子たちは雪の国へと旅立つことになる。 雪の国では、魔王軍の残党が工場を乗っ取っていた。精神を操られたエーテルが刃を向けてくるなか、雪だるまからは微かな魔力が漏れている。工場から逃げ延びたデューオとソラノによれば、エーテルは仲間をかばい、その代償として支配を受けたらしい。デーモンは、デラックス版からやがて飛行機能を備えたコンプリート版まで、次々とメカドラゴンを繰り出してくる。ゴブリン博士は、未完成の兵器を実戦に投入することに抗ったが、工場長の命令は覆らなかった。 戦いが続くうちにエーテルの精神支配は解け、デーモンは撤退していく。その後、姿を現したメカゴブリンクイーンは、ゴブリン博士の腕を買い、ゴブリン族の旅路がここから再び始まるのだと告げた。 一方、行き場を失った魔王軍の残党、デモンポーンとデーモンロードは、雪の国の片隅でひっそりと暮らしていた。デーモンロードが知人から分けてもらったおもちゃで遊んでいたデモンポーンだったが、そのおもちゃが暴走し、二人は窮地に陥る。王子たちは共に戦い、暴走を鎮めた。デーモンたちは王国に身を寄せることを断り、恨みの種を残さぬよう、この地の隣人として生きる道を選ぶ。別れ際、デモンポーンは思い出したように「メリークリスマス」と告げ、雪の上に小さな笑い声を残していった。