貴き者たちの温泉巡り
- 25 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 35 討伐数
- 180 経験値
- 500 ゴールド
ハイデマリーは人気闘兵たちの東の国への慰安旅行で幹事を任された。ヨシノに請われ、世界各地の温泉に通じていた彼女が選んだのは、東の国のとある温泉街だった。美肌の湯ではトラムやアランの肌が潤い、視力向上の湯ではラシティやエメルダが遠くの的を射抜く腕前を見せた。ここまでは、どこにでもある穏やかな温泉旅行だった。 しかしデモニッシュ温泉では、魔界の瘴気を帯びた岩石の影響で、メルヴィナの魔剣とエスネアの鎌が黒く輝き出し、眠っていた魔の本能が暴走しかけた。イコルの手際によって場は収まり、幸い被害は出なかった。妖力向上の湯では、カゴメとヤシマがハイデマリーまで巻き込む騒ぎを起こし、しづりが一帯を凍らせると告げて、ようやく静けさが戻った。 夜の宴会では、料理の甘味が重なったことをめぐって元始天尊、聞忠、ティルト、クロノシアが言い争い、手合わせにまで発展しかけた。ハイデマリーの制止で事なきを得ると、各自が持ち寄った料理が並び、広間は賑やかになる。乾杯の音頭を任された彼女は、人気闘兵の成功と翌日の凱旋パレードを祝った。 翌日の演武では、ハイデマリーも特別ゲストとして舞台に立ち、戸惑いながらも役目を果たした。会場を訪れたレオナからは、王国での暮らしに馴染んでいることを確かめられ、相談事は遠慮なく手紙で伝えるように言葉をかけられる。ハイデマリー自身も、以前の自分とは少し違ってきたことを静かに感じ取る。パレードはまだ続いていく。