魔王軍の包囲網
- 25 カリスマ
- 35 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 38 討伐数
- 150 経験値
- 700 ゴールド
王子たちが王都を包囲する魔王軍と戦い続けるあいだ、戦況は少しずつ、しかし確実に傾いていった。魔王親衛隊のシャディアは、王子の部隊を「ただの雑兵」で相手にさせたのち、自ら前線に現れる。そして、かつて魔王の盟友だったデシウスが、伝令ひとつで戦場に呼び寄せられる。仲間たちは幾度も膝をつきかけたが、そのたびに立ち直った。白の帝国の援軍は間に合わず、ゴブリンの軍勢や竜将クロコまでが加わって、包囲はさらに厚くなった。それでも王子は、黙ったまま頷き、戦いを続けた。 やがて魔王ガリウスが自ら姿を現す。シャディアは仇を討つために魔王へ斬りかかるが、刃は届かず、彼女は倒れる。そこへ白の皇帝が駆けつけ、魔王の一撃を受け止める。シャディアは王子の陣営で手当てを受け、自分が千年戦争で魔王の器とされた兄の妹であったこと、ケラウノスの呪縛が解けた一瞬の隙に復讐を狙っていたことを打ち明ける。仲間の一部は彼女を信じきれず、模擬戦によって結論を出すことになる。それでも王子は、シャディアの共闘を受け入れた。 雪原に眠る神々の戦いの残滓を、魔王は吸収し、ついに真の力を取り戻す。物質界を滅ぼすという宣告を前に、王子は「この世界はお前の物ではない」と告げる。魔王軍は退き、残された者たちは、魔界に散らばる「力」を集めれば魔王を凌駕できるかもしれないという、か細い可能性に賭けることになった。世界の行方は、まだ誰にも分からない。