怨念の宿る鎧
- 25 カリスマ
- 40 ライフ
- 0 コスト
- 8 出撃数
- 41 討伐数
- 120 経験値
- 700 ゴールド
王子の王国に、ある夜、鎧の魔物たちが押し寄せ、住民が次々と襲われる。逃げ場を失った人々の悲鳴は、遠い井戸の底から聞こえてくるようだった。王子は側近のアンナや仲間たちとともに救出に向かい、その混乱の中で一人の剣士と刃を交えることになる。彼女の名はグローリア。魔物の軍団に祖国を滅ぼされ、仇を追い続けてきた女だった。やがて彼女は魔物に心を操られ、王子軍の者たちを魔物と見誤って斬りかかる。人間の負の感情に入り込むその力は、音もなく降る雨のように静かで、しかし確実に人の心を濡らしていく。 そこに現れたのが、森で孤児院を営むユリナである。かつて暗黒騎士団にいた彼女もまた、憎しみを心の隙につけ込まれて魔物に操られた過去を持っていた。大事なものを思う強い心こそが魔の力に打ち勝つのだと語り、ユリナはグローリアとともに特訓に励む。やがてデーモンの先兵が現れ、グレーターデーモンの襲来が告げられると、王子たちは橋を外して侵入路の一つを塞ぎ、迎え撃つ準備を整えた。戦いの末にグレーターデーモンは退いたが、敗れた魔物は「同じ力をもつ魔物がまだいる」と言い残す。 グローリアは強い心を得たと告げ、修行の旅に出ることを選ぶ。一人前になってこの国に戻り、改めて仲間になると約束して。 その後も、魔の力を注ぎ込まれたイエティの暴走や、吹雪の山道での戦いが続く。そして新たなグレーターデーモンが、魔獣オルトロスを従えて姿を現す。物語は「剛炎のグレーターデーモン」という章題を残したところで途切れている。