砲術士の少女
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 39 討伐数
- 140 経験値
- 500 ゴールド
田園地帯の外れで、魔物の出現を追っていた王子とアンナは、暴走する大砲に振り回される少女と出会う。彼女の名はカノン。砲術士を目指して自主練を続けていたという。暴発をどうにか止めたあと、言葉を交わすうちに、彼女がかつて通っていた学校が魔物によって壊されたことがわかる。先生や先輩たちが背中で彼女たちをかばい、仲間と森へ逃げ込んだ三日三晩の震えを、カノンは今も忘れていない。弱かったから大事なものを守れなかった。もう自分のせいで誰かが死ぬのは見たくない。その言葉は静かだったが、どこか遠い雨の音のように、長く残るものだった。 そうして訓練が始まる。まずは敵の足を鈍らせる砲弾を使い、田園での戦い方を身につける。次は王子軍の兵士を相手にした実戦形式だ。坂道では攻める側の利を試し、隊列を組んで進軍することで、仲間と呼吸を合わせる大切さを学ぶ。砂漠では体力が削られることを身にしみて知る。どの場面でも、彼女は一歩ずつ手応えを掴んでいくように見えた。 やがて、かつての仲間であるジャンナとメルが姿を現す。ジャンナは拡散弾を、メルは遠くの敵を狙う技術を、それぞれ特訓で身につけたと語る。カノンは言葉少なに、もっと頑張ると応える。アンナの勧めで二人も訓練に加わることになり、元の学校の仲間の前では負けたくないという思いが、彼女の瞳に強く灯る。