神級EX
- 25 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 10 出撃数
- 133 討伐数
- 760 経験値
- 2590 ゴールド
墓地と同じ気配が、タルタロスの門の前に満ちていた。無数の死の記憶が空間を歪めているのだと、ルインは言った。白の皇帝は数日前から喚ばれているような感覚があったと語り、それは大神ハイドースの残留思念だろうと考えていた。しかし仕掛けたのは別の者らしかった。リンクスが漂う匂いからペルセフォネの名を挙げると、ダークアンナは、夫の敗北も含めて受け止めるのが良き妻なのだと静かに答えた。世界も悲しみも関係のない、神と戦士の戦いをもう一度だけ見せてあげたいのだろうと。 ハイドースは戦士たちに永遠の安寧を約束し、白の皇帝は二度目の敗北を味わえと応じた。タルタロスの魔力がハイドースへ流れ込み、失われていた権能が戻っていく。殺し合いが始まり、白の皇帝は来るのは分かっていたと言って、門の向こうの神へと向かっていった。 やがてハイドースの魔力は霧散し、トラムは今度こそ全部終わったと告げた。白の皇帝は王子たちに、今日は私的な小さな宴を開くのだと誘う。国をあげての祝祭は数日前に済ませてあり、兵たちには大げさな祝いが必要だが、自分たちには小さく静かな酒宴が必要だろうと。死んでいった者、救えなかった者、生き残った者のために杯をかわそうと。 王子は黙ってうなずき、ダーク王子は仕方ないと応じた。白の皇帝は去りゆく神に別れを告げる。俺たちがどれだけの悲しみを拭えるのか、どこかで見届けていてくれ、と。