天才の集団戦術
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 46 討伐数
- 140 経験値
- 500 ゴールド
ゴブリンの群れが見事な隊列を組んで現れたとき、王子の軍は、それが魔物の仕業とは思えなかった。指揮をとっていたのは、人間の女戦術家ヘレナだった。彼女は魔物の女王ゴブリンクイーンに催眠をかけられ、軍師として従わされていたのである。陣形を次々と変えるゴブリンの軍勢に王子軍は退けられ、その後も地中の穴を使った奇襲や、遠距離攻撃部隊を封じる密集陣形が続いた。 戦うたびにゴブリンは統制を身につけていき、やがて女王は、騎獣戦車という新たな兵器を持ち出してくる。ヘレナは地形そのものを変えるために岩を転がし、戦車の進軍を阻んだ。女王は敗れた責任を問い、彼女に自害を命じる。しかし、ヘレナは術に屈してはいなかった。彼女は自らの腕にナイフを突き立て、その痛みで自我を保ち、いつか現れる強き戦士を待っていたのだ。 王子との幾度の交戦を経て、彼女は王子こそが自分を解放できる人物だと見定めていた。女王の前で操られたふりを続けながら、彼女は王子軍を導き、ゴブリンの戦力を削いでいたのである。ヘレナは王子の軍師として迎えられ、最後にはゴブリンクイーンとの戦いで王子軍が勝利を収める。女王は退却し、ヘレナは王子の軍をさらに強くすると誓った。