白の神官戦士
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 32 討伐数
- 180 経験値
- 500 ゴールド
白の帝国の兵が王子の軍を襲ったのは、ある朝のことだった。指揮官は神官戦士のルチアという女で、不利と見るやためらいなく兵を退いた。帝国が本当に敵意を抱いているのか、誰にもはっきりとは分からなかった。アンナは書簡を送り、真意を問うた。 やがて帝国の軍師レオナが特使として王国を訪れる。彼女は、襲撃したのは帝国の名を騙る野盗だろうと言い、皇帝の親書を差し出した。ルチアの名を聞いたときの彼女の横顔には、行方の知れない部下を案じる影があった。 しかし事態はそこで終わらなかった。デーモンの群れが王国領内に現れ、その先頭にはルチアの姿があった。彼女は魔界の門を開いたという高位デーモン、ラピスに仕えていた。王子たちは後を追い、魔界の表層階へと足を踏み入れる。そこでルチアは、自分にとって帝国はもう「元」であり、今の主君はラピスだと言い切った。 ラピスはルチアを退屈しのぎのペットと呼び、理由もなく攻撃を加えた。ケイティがルチアを庇い、ラピスは人数の多さを理由に去っていく。その背中は、どこか静かに何かを失ったように見えた。 最後に、魔界の地でレオナの率いる帝国軍がルチアを見つけ出す。再会の場で、ルチアは自分が帝国に見捨てられたのではなかったことを知る。彼女は王子に礼を告げ、帝国へ帰還していった。 やれやれ、人は誤解から争い、そして誤解が解けることで和解するものなのだろうか。