かまいたち紫苑姉妹
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 48 討伐数
- 180 経験値
- 500 ゴールド
夜の都を三つの影が走っていた。かまいたちの紫苑姉妹、長女シマイと次女スルガ、三女ヤタケである。彼女たちは辻斬りのように現れ、刃を振るいながらも、不思議なことに死者を一人も出さなかった。噂を聞きつけた王子とアンナ、シズカは、その正体を探るために動き出す。やがて彼女たちは、畏れを糧とする妖怪であり、弱い妖怪を守るために人里を襲っていたことが分かってくる。 都での衝突は長くは続かなかった。王子たちの前に紫苑姉妹は押し返され、撤退を余儀なくされる。一方で、襲われた市民は、あの子たちから殺意を感じなかったと語った。悪ふざけのようだったという言葉は、どこか遠くで鳴る鐘の音のように、シズカの胸に残った。 戦いの舞台は山里へと移る。夜行さんの跡継ぎ娘ヨユキは、人間の王国とぬらりひょんが手を結んだことに絶望し、みんなを消滅させないために戦うと決めていた。彼女が封印を解いた大妖ぬえは、畏れを摂取していないために妖術が弱まり、暴走して妖怪の隠れ里へ向かってしまう。ヨユキの心は揺れ続けていたが、レンゲやツグミの言葉、そして王子の無言の頷きによって、里を守る決意へと動いていく。 王子たちは金糸雀姉妹やレンゲ、ツグミとともにぬえを追い、ついに妖力は消えた。その後、ヨユキは人間を襲った過去を理由に、すぐには和解を受け入れられずにいる。紫苑姉妹は偵察役として、人里と里の間をつなぐことを申し出た。王子の執務室で、シマイたちは食客として王国に身を寄せ、共に演劇を観ようというシノの提案に、興味を示しつつも、なお人間を脅かす冗談を忘れなかった。