王子軍のバカンス
- 25 カリスマ
- 35 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 37 討伐数
- 150 経験値
- 600 ゴールド
海辺でのバカンスの最中、王子の一行は取り残されたスイカの魔物に襲われ、それを退けたのちに宿へ戻ろうとしていた。その夜、神殿書記官のレーヴは眠りについたアンナの記憶に触れる魔法を用い、王子とともに「記憶を辿る旅」へと踏み出す。 旅の途中で二人が見たのは、魔女クロリスが神殿を襲った日の戦いや、禁断の島で魔水晶の守護者と対峙する姿であった。竜人の巫女エキドナとの和解があり、吸血鬼に血を吸われたカルマを救うため血清を集める夜があり、妖精郷の危機があった。どの場面にも、魔物の背後で糸を引く者の影が静かに差していた。死者の王の娘メメントや、ヴァンパイアロードに弄ばれたエデンの悲劇は、力に魅入られた者の末路を映し出していた。 魔界では、暗黒騎士団長が主のために自らの命を武器にして散り、グレーターデーモンは魔界の門とともに姿を消す。ミスリルゴーレムや魔神ロノベ、ドラコリッチといった強大な敵も現れたが、そのたびに王子は敵だった者たちを仲間に迎えていった。 記憶を辿るうちに、レーヴは人と魔の境、種族を超えて手を取り合うことの意味を考える。自分はまだ未熟だと恥じながらも、王子を支えたいと願うようになっていく。やがてアンナが目を覚ます気配とともに旅は終わり、レーヴは現実へ戻る王子に静かに手を差し伸べる。