囚われた踊り子
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 20 討伐数
- 140 経験値
- 500 ゴールド
踊り子のワルツは、魔物の気配に疲れ果てた人々を元気づけたいと願い、舞台に立つことを選んだ。彼女にできるのは踊ることくらいだと、自分に言い聞かせながら。王子と従者のアンナも、街に来ている旅の一座を見て、普段から働く兵士たちにも楽しんでほしいと考えていた。ところが舞台が始まると、暗黒騎士は魔物を放ち、この街を我が物にするための罠を仕掛けていたことがわかる。リュートの音色はワルツの意思を離れて鳴りはじめ、彼女の体は暗黒の呪いによって勝手に踊らされていく。その踊りが魔物の力を強めてしまうと、アンナは気づく。 暗黒騎士はワルツを連れて去り、王子たちはその後を追う。彼女は永遠に踊らされ、その踊りによって幾多の街が滅ぼされようとしていた。王子らは何度も行く手を阻むが、暗黒騎士は灼熱の地にある舞台にワルツを留めおき、そこでも踊れと命じる。そのたびに彼女は抵抗しようとしながらも、体は言うことを聞かない。助けを求める声だけが、むなしく響く。 戦いが激しさを増すと、暗黒騎士は自らの暗黒の力を解き放ち、リュートの音はさらに強くなる。ワルツは体が二つに引き裂かれるような感覚に襲われ、その痛みのなかで物語は途切れている。結末はまだ語られていない。ただ、彼女が呟いた「私の人生は、このまま魔物のために踊り続けるの」という問いだけが、答えのないまま残されている。