さらわれた薬草師
- 25 カリスマ
- 45 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 47 討伐数
- 150 経験値
- 700 ゴールド
僕らが追っていたのは、神聖騎士団という名の、どこか遠い雨音のような存在だった。彼らは聖なる森を焼き、聖地という聖地を巡り、人の心に細い糸を通して操った。リコラの友人であるローズもその糸に絡め取られ、マンドラゴラの種を撒く人形になった。リコラは走り、王国軍は追い、砂漠の国、ダークエルフの集落、妖精郷へと道は続いた。途中でドゥマルデという異端審問官が偽りの死を演じて立ち上がり、ローズの精神支配を解く手がかりを残していった。神聖騎士団長は、かつての友を裏切ってまで神に身を委ねたと語り、王子に向かって、英雄は次の時代の毒になると告げた。彼らが探しているのは神の楔と呼ばれる至宝で、その在り処を求めて世界の魔力の濃い場所を掘り返していた。そして僕らはオリュンポスへ向かった。天界の兵をかき分け、結界を前に神の楔を打ち込もうとしたが、結界は見えない手で書き換えられ続けた。そこに亜神ディアスが姿を現し、僕らを転移魔法陣の中へ放り込んだ。彼は人間も天使も下僕にすぎないと笑い、世界の味方を名乗る誰かの声が、それに静かに異を唱えた。目覚めたとき、僕らは物質界のアイギス神殿の前にいた。誰が僕らを運んだのかは、まだはっきりしない。アイシャは、世界樹をもう一度調べるべきかもしれないと王子に告げた。ここで語られた物語はまだ途中で、ローズの救出も、神聖騎士団との決着も、オリュンポスの扉の向こうも、明らかにはなっていない。