獣人の誇り:魔狼と獣人
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 10 出撃数
- 24 討伐数
- 150 経験値
- 500 ゴールド
森の狼たちが人里を襲う出来事が、この数日つづいていた。被害は森から遠く離れた居住地にまで及び、アンナはそこに何か良くないことが起きているのかもしれないと感じていた。やがて森の奥から姿を現したのは、エイダという名の少女だった。彼女は獣人で、人と魔物のあいだにありながら、そのどちらでもなかった。低く唸りながら彼女が睨んだのは、人間たちを率いる英雄の末裔、王子だった。 エイダの言葉の端々には、人間への憎しみと、獣人であることへの誇りがにじんでいた。人間は獣人を魔物の手先としてさげすみ、魔物は獣人を軽んじる。その両方に力を示すために、彼女は戦いを選んだのだ。アンナは、自分たちは獣人をさげすんでなどいない、どうか話を聞いてほしいと訴えたが、その声は剣の音の向こうに薄れていくようだった。 戦いのなかで、エイダは人間のくせに強いと呻いた。それでもまだ本気ではないと言い残し、次こそは勝つと牙をむく。狼たちを操っていたのは、ほかならぬ彼女だった。夜になると人狼の力が増すとアンナは王子に告げ、闇は魔物の味方だとエイダは笑った。人間と獣人のどちらが生き残るのか、ここで決着をつけようという彼女の言葉は、夜の森に静かに響いた。やがて物語は「金狼」の名を冠した最後の戦いへと進むが、ログはそこで途切れ、その行方は語られていない。
開始時
開始時