南の世界のお祭り
- 25 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 39 討伐数
- 180 経験値
- 500 ゴールド
会話 58
- オルカレクス
南の世界の夏祭りは、人々のざわめきと甘い匂いに満ちていた。デステリカとクローシェは射的の勝負をめぐって言い合いをしていたが、やがて、デモシェフ商会ではなく安全審査に落ちたオルカ科学ラボの玩具が紛れ込んでいることが分かる。玩具は突然暴れ出し、警備員のチャムチャムがそれを止めた。危険なものは子どもの手に渡すべきではない、とデステリカは言い、オルカの連中はいつかシメてやると息をついた。 その騒ぎのあとで、ファオルは雪枝の里でも夏祭りを開けないかと言い出す。夏のない里に生まれたマータンは、あるのは厳しい冬だけだと答えるが、ファオルは今がちょっとマシな冬なのだと笑う。その言葉に押されるようにして、チャムチャムが手伝いを申し出る。シビラの後押しで実行委員が決まり、トレシアは物資の搬入路を確かめるため、チャムチャムと魔界ボアで雪原を進んだ。ふたりはすぐに打ち解け、まるで以前から知り合いだったかのように笑い合う。 しかし雪原には、北では見かけない毒カエルの魔物が現れる。北部城塞群からも同じように見慣れぬ魔物が各地で現れたという報せが届き、トレシアは客人を巻き込むことをためらう。だがチャムチャムは、ゴブリンは仲間を見捨てないと言い切り、一行は急ぎ引き返す。北の大国の騎士たちはデーモンの出現に動揺するが、シビラは民の避難を命じ、王子率いる王国軍も駆けつけた。魔物の逃げた先には廃砦があり、黒幕がそこにいると思われた。 廃砦にいたのは、仮面の魔女と仮面の奏者だった。奏者は敵の接近を理由に撤退を促すが、魔女は王子の顔を見たいと言って留まる。チャムチャムが名乗りを上げて挑んでも、魔女はゴブリンを侮らないと言い残し、夜の闇へ去っていく。残された敵との戦いは、王子の指揮のもとで制された。 魔物はすべて討伐されたが、ふたりの正体も目的も、まだ霧の向こうにある。王子は知らないと首を振り、シビラは調査することが増えたと息をつく。そして夏祭りは予定どおり開かれることになり、ファオルは胸をなで下ろした。チャムチャムはファオルの顔に何か書いてやろうとして、日記帳にサインをもらう約束に落ち着く。