竜の騎士
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 23 討伐数
- 140 経験値
- 500 ゴールド
魔物たちは王子の前に現れると、いつも何かを隠しているような顔をしていた。その日、彼らが連れてきたのは竜に乗った騎士だった。騎士はルシルと名乗り、敵の身でありながら王子のもとを訪ねてきた。奪われた真竜の卵を取り戻してほしい、と彼女は言った。真竜は百年に一度生まれるという、高い知力を持つ竜である。その保護こそが竜騎士の務めなのだと。 ルシルは調査の途中で魔物に捕らえられていた。魔物が出した条件は奇妙なものだった。この国の王子を倒せば卵を返す。ただし裏切れば卵を壊す。アンナは、魔物がその約束を守るとは思えないと言いながらも、協力を申し出る。ルシルは監視の目をあざむくため、敵として王子たちと剣を交えなければならなかった。ファイアブレスを吐かない竜を前に、魔物たちは疑いの目を向けてくる。それは、薄い氷の上を歩いているような時間だった。 卵の保管された洞窟には、爆弾を抱えた魔物たちが陣取っていた。少しでも衝撃を受ければ誘爆する。アンナは距離をとって戦うよう王子に助言する。魔物たちは裏切りの気配に目を光らせ、手を抜けば卵を壊すと脅した。やがて追い詰められた魔物が卵を割ろうとしたその瞬間、ルシルが声を上げて割り込み、その一撃で魔物を退けた。卵は無事だった。彼女は母竜との誓いを果たし、卵を盗んだ真犯人を追うと言い残して去っていく。いつか声をかけてほしい、と。 しかし物語は、そこでは終わらなかった。真犯人の本拠地とされる場所で、アンナたちが探すルシルは、すでに術にかけられ動けなくなっていた。現れた上忍は、忍びの腕を高く買う者に従うだけだと淡々と語り、王子たちの抹殺命令が出ていることを告げる。隠形の術で姿を消した忍びたちが、遠くから襲いかかってくる。上忍が「派手に暴れろ」と声を放ったとき、もはや誰も忍ぶ気のない戦いが始まっていた。