魔法都市への誘い
- 35 カリスマ
- 30 ライフ
- 10 コスト
- 10 出撃数
- 39 討伐数
- 857 経験値
- 3000 ゴールド
転送陣の光は、伝説の魔法都市へ続いているという。王子とアンナ、そして老いた魔術師ロイは、その真偽も確かめられないまま陣に足を踏み入れた。魔物の発生源である魔界について何かを知りたい、というのがアンナの望みだった。陣から現れたゴーレムを退けると、転送陣はまだ動き続けていた。 魔法都市はもう静かな都ではなかった。無数のゴーレムが通りを埋め、老魔術師ゼンメルと研究者シャロンは、かろうじて生き延びていた。彼女たちの話によれば、遠い魔界が物質界へ干渉を始めているという。ゲートが偶発的に開き、魔界を源とする魔術の力が強まっている。それは千年戦争の時にも起きた現象で、再び魔物の侵攻が始まる兆しかもしれなかった。調査を始めようとした矢先、デーモンロードが現れたのだという。 都市の守りだったゴーレムは、下級の魔物の魂を宿して、もはや制御の効かない存在になっていた。壊すほかに止める術はない。魔法剣士のカシスは、いっときは諦めたように命の短さを嘆いたが、大斧を振るうゴーレムを退けると、子供のように喜んだ。メイド型ゴーレムやミスリルゴーレムなど、難敵は次々と現れた。ミスリルゴーレムは、テルマが亡き師とともに作り上げたものだったという。 途中、転送陣の中で行きたい場所へたどり着けずにいたメローネを救い、一行に加えた。彼女は一人でいることを何よりも恐れていた。研究塔に着くと、生き残りのテルマが待っていた。だが塔の資料はあまりに膨大で、一日で調べ尽くすことはできない。そこでゼンメルが一人残り、必要な資料を集めることになった。何かわかれば連絡すると言い残し、老魔術師は塔に留まった。 王子たちは塔を後にする。目的は果たされたようでいて、魔界の謎はまだ深い霧の向こうにあった。