強襲ミッション
- 0 カリスマ
- 50 ライフ
- 100 コスト
- 10 出撃数
- 300 討伐数
- 0 経験値
- 0 ゴールド
人気闘兵が始まったのは、どこか遠くで鳴っている鐘の音を聞くような、そんな静かな午後のことだった。ヘイズルは、闘兵券が独占されるという蛮行があったのだと、少し他人事のように口にした。普通に考えれば大荒れになるはずだ。実際にイルヴィは「闘兵券を寄越せ」と声を張り上げ、独占は横暴だと訴えていた。 会場にはベラートとその娘ベラドンナの姿があった。伯爵領の力を見せてやれと父が言い、娘は初代皇帝の胸を借りるつもりで挑むと応じる。そこへオークロードが現れ、オークの戦士たちを率いて雄叫びを上げた。大地が揺れるような声だった。 ジンレイによれば、なんやかんやでいつも殴り合いになるのが人気闘兵の常らしい。結局は平和な荒れ方なのだと、ヘイズルは肩をすくめる。ただ、集まってきた顔ぶれは少しばかり普通ではなかった。帝国兵だけでなく、ダークエルフやオークまでがこの場所に立っている。かつて互いに反目していた者たちが、同じ空の下にいる。ヴィラヘルムは、少し前の帝国ではきっと見られなかった光景なのでしょうね、と静かに言った。 ヘイズルはそれを良い光景だと認めたうえで、それを今から返り討ちにするのだろうと尋ねる。ヴィラヘルムは微笑み、手加減は無礼だからと答えた。全力で戦い、この祭りを盛り上げるのだと。 そして彼は告げる。さあ、投票開始です。