久々の再会
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 40 討伐数
- 150 経験値
- 700 ゴールド
会話 63
- T.O.W.E.R.
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その朝、グリムが開いた門をくぐると、そこは潮の匂いのしない湖畔の城だった。出迎えのように現れたのは、触手をうねらせる奇妙な兜である。ほどなくして、世界の壁がきしむような歪みが日の本に生じていることが分かった。安土城の周辺には、ルルイエという未知の異界都市が出現していたのだ。ネオンや継承者たちは、シトとの戦いの最中に都市ごと転移してきたと語った。世界の狭間には、巨大兜の復活も重なっていた。上杉謙信や武田信玄の姿をした夢巨大兜が現れ、王子たちはそれを打ち破る。だが、夢の根はやがて織田信長の姿を取り、三つの世界から力を吸い上げて、宇宙そのものを夢に堕とそうと企てた。ルルイエの地下に眠る「銀の鍵の門」を狙うその野望は、仲間たちの力によって断ち切られる。夢の根は次々に切除され、信長は力を失っていく。彼は敗北の果てに、「是非に及ばず」と呟いて消えた。その夢は消えても、積み重ねられた現実の厚みだけが残った。戦いの後、日の本では祝祭の花火が上がる。異なる世界の者たちが肩を並べ、「たまや」の声が夜空に響いた。それはまるで、ひとつの長い夢から覚めた朝のようでもあった。