新入生歓迎会
- 15 カリスマ
- 10 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 52 討伐数
- 150 経験値
- 600 ゴールド
会話 62
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エスネアが学園でエッグパーティを開きたいと言い出したのは、入学式を控えたころだった。世界樹の協力も得られ、風紀委員や購買部、放課後不思議倶楽部までが手を貸すことになる。魔族の自分を受け入れてくれた学園が大好きだと、エスネアは語った。後輩たちにも、この場所が自由で優しく、何にでも挑戦できる所だと知ってほしいのだと。その言葉は雨上がりの空のように澄んでいた。 歓迎会は、アナトリアが胸を貸す模擬戦から始まり、オークの新入生が早々に倒れるほど苛烈だった。続くエッグハントでは、タマゴ飾りから菓子の化生が飛び出し、災厄の魔女マズゥやモーロンが姿を現す。小人やハンプティ・ダンプティまで加わり、会場は混沌へと傾いていく。落ち込むエスネアに、エフネは楽しげな新入生たちの姿を指し示した。 メローネは、ハンプティ・ダンプティが伝説の災厄の魔女リトルレディの使い魔だと告げる。そこへアルミラージの群れが現れ、エスネアや学生たちが魅了されてしまう。正気に戻った頃、リトルレディが遊び相手を求めて現れた。誰からも遠巻きにされてきたと訴え、意地悪な大人は壊すと言い放つ。アザミが空間魔術に囚われかけたとき、エスネアは皆を叱りつけ、「誰も幸せにならないよ」と告げた。リトルレディはそれを「みんなが幸せになること」と受け取り、また会う約束を残して去っていく。 教師たちはリトルレディの正体を掴めぬまま頭を悩ませる。そしてキリエによる健康診断が強引に実施され、健康は全てに優先するという言葉が、皆の耳に少し苦く残った。