宝剣を抱く者
- 25 カリスマ
- 20 ライフ
- 10 コスト
- 8 出撃数
- 25 討伐数
- 120 経験値
- 700 ゴールド
砂漠の午後は、埃と陽射しの中で始まった。騎乗の槍騎兵エレインは暑さに音を上げ、砂漠の戦士ハシムは豪快に笑う。王子の一行は行き倒れていた一人の女性を助け起こす。彼女は皇女スクハだった。追っ手の刃が迫るなか、王子たちはそれを退けた。 スクハは語った。祖国は邪仙・妖虎仙の襲撃を受け、二振りの宝剣のうち干将剣は奪われたのだと。残る莫邪剣は、互いに引き合う力によって、持ち主の居場所を妖虎仙に知らせてしまう。彼女はそれを承知で、ひとり立ち去ろうとした。それを止めたのはアンナとエレインだった。やがてスクハは、助けを求める言葉を口にする。 山岳地帯では、魔界アリや妖虎の群れが次々と現れた。崖にびっしりと貼りついた巨大なアリを前に、誰もが一瞬ためらう。だが、それぞれが自分の力を信じて戦い、道を切り開いていく。その最中、莫邪剣が突然光を放ち、スクハの内側に干将の想念が流れ込んだ。彼女は愛しい夫の名を呼び、我を失いかける。 山頂で、妖虎仙は二振りの剣を前にして笑った。だが、干将と莫邪が共鳴し、番いの光を宿すと、妖虎仙の剣からは力が失われていく。妖虎仙は祖国を自分のものだと言い残し、姿を消した。 宝剣は一つの魂を宿し、スクハは涙を流す。その一方で、魔神フールフールの欠片を煎じた鬼刃衆は、雷に身を焼かれ、無念の言葉を残して退いた。