Lv.1
- 16 カリスマ
- 5 ライフ
- 10 コスト
- 10 出撃数
- 66 討伐数
- 400 経験値
- 1600 ゴールド
かつて美しい草原だったその場所は、いまや毒の湿原へと姿を変えていた。王子とアンナ、メイファ、ケイティ、ベルニス、アリサの一行は、その惨状を前に言葉を失う。そこには変異したローパーが待ち受けていた。獲物を麻痺させたあとも執拗に攻撃を続けるという。さらにバジリスクの毒牙は、麻痺した者にとって致命傷になりかねない。アリサは治癒術で回復を早めることを約束し、メイファは周囲の毒を引き受けると申し出た。 やがてメイファが慌てた様子で報せをもたらす。数日前から特定の方角の気の流れが歪んでいたこと、兵士が調査に向かったところ、そこには毒の湿原が広がっていたこと、そしてその毒が一人の老人の槍の穂先から零れ落ちていたことを。書記官とともに古い文献を調べると、その名は魔神アスタロトであると記されていた。槍の一突きで全身は痺れ、痛覚は何倍にも引き上げられる。真の力を解き放てば、周囲の生命は毒に侵されて消えるという。古い伝承ゆえに真偽は定かでないが、毒の湿原が急速に広がっているのは事実だった。毒に引き寄せられた魔物も集まり始めている。それはまるで、悪い夢の続きを見ているようでもあった。 戦いの末、アスタロトは毒沼に沈むようにして姿を消した。完全な討伐ではないものの、毒の拡大は止まり、当面の危機は去ったと見てよいだろう。残されたのは荒れ果てた自然である。毒を中和し、動物たちを救い、元の姿を取り戻すには長い時間がかかりそうだ。ベルニスの明るい声に、メイファも少しずつ顔を上げる。アンナは王子に、復興の準備を整えるため王国への帰還を勧めた。