Lv.1
- 16 カリスマ
- 5 ライフ
- 10 コスト
- 10 出撃数
- 52 討伐数
- 400 経験値
- 1600 ゴールド
それは、ある日、魔界から届いた報せだった。鎧の軍勢を率いた魔神が地上に現れたという。黒い鎧を身に纏い、騎士のような姿をしていたと報告は告げていた。その名は黒鎧の魔神キメリエスである。 王子のもとに集まった者たちは、それぞれのやり方で事態を受け止めようとしていた。ケイティは古い文献を開き、キメリエスが鎧の硬度を高め、その眷属にも同じ力が備わるという記述を確かめた。兵士たちが剣を振るっても、刃が欠けるばかりで有効な一撃にはならなかった。ロイは魔法の力を語り、リルケは武器に魔法を付与することを申し出た。アンナは王子に、戦いの指示を仰いだ。 文献にはもうひとつ、不穏な言葉が残されていた。真の脅威は魔の軍馬を駆り、漆黒の槍を振るう姿にあるという。どれほど堅固な盾も、魔法の護りも、その槍の前では無意味だと。その意味はまだ誰にも分からなかった。ただ、微塵の油断も許されない相手であることだけは確かだった。 やがて激しい戦いの末、キメリエスは退いていった。サイラスがそれを告げ、ケイティは、しばらく魔界から動けないほどの痛手を負わせたのだろうと応じた。バルバストラフは、あんな怪物に暴れまわられては余生も過ごせないと苦笑した。奴が何度蘇っても良いように力をつけねばならない。それでも今は勝利を喜ぼう、とケイティは言った。 アンナは、皆が無事でよかったと静かに息をついた。そして王子に、城へ戻ってゆっくり休むようにと告げたのだった。