Lv.1
- 16 カリスマ
- 5 ライフ
- 10 コスト
- 10 出撃数
- 58 討伐数
- 400 経験値
- 1600 ゴールド
あれは、どこか遠くで風が止まったような午後のことだった。帝国の新型船の左舷に魔神の一撃が届き、船体が大きく揺れた。レオナは状況を問い、ディルクは修復を急ぎ、ルーテは対空砲台の被害が甚大で敵の飛行型魔物を迎え撃てないと告げた。希少な鉱石で作られた最高硬度の砲台が、魔神の前では役に立たなかったのだ。万事休すかと思われたとき、王国の飛空船が雲間から現れた。アンナたちだった。 それより前、王国には奇妙な知らせが届いていた。空から降りてくる大型の魔獣が、村々を次々と壊滅させているという。捉えようとしても、そこにはもう姿がない。帝国が調査を重ねた末に判明したのは、それが魔獣ではなく魔神グラシャラボラスであるという事実だった。魔神は魔界の門を開き、力を分け与えた魔物を呼び出し、透明化させて飛空船を襲っていた。 戦いは続き、やがて兵士が魔神の撃退を告げた。レオナは助力への感謝を口にし、ケイティは帝国の飛空船技術があったからこそだと応じた。砲台は失われたが、それは改良のための貴重なデータになるだろう。夕暮れのように静かな言葉を交わし、彼らは船を帰投させた。やれやれ、長い一日だった。