超級
- 25 カリスマ
- 5 ライフ
- 10 コスト
- 10 出撃数
- 124 討伐数
- 760 経験値
- 2590 ゴールド
会話 79
- ???
魔界の片隅、地図でいえば右下に、ある日突然ひとつの湖が生まれた。乾いた大地であるはずのそこは十数日のうちに水嵩を増し、やがて領主パヤモの土地を呑み込む海となった。調査に向かった飛空船は海上で撃ち落とされたが、乗組員は近海の船に救われた。その船を率いていたのは、千年戦争で英雄王に雇われた海賊王イヴリールだった。彼はかつての戦友たちと互いに罵り合いながらも、魔神ウェパルと、透明な眷属を操るグラシャラボラスを討つため、自らの船で一同を海の上へと運んだ。ウェパルの血潮は傷口を腐らせ、戦いは苛烈を極めた。それでも最後には二体の魔神が沈黙し、海は三日もすれば消えるだろうと囁かれるほどに静まった。パヤモの領地は水没を免れた。それは、どこか夢の続きを見ているような結末だった。 後日、両魔神の肉体は消滅し、復活の兆しもないと報告された。しかし、アモンやキメリエスの件と重ねれば、これを偶然と片付けることはできない。誰かが裏で糸を引いているのか、それとも大きな禍の予兆なのか。報酬の多寡を理由に立ち去ろうとするイヴリールを、イルドナの囁いた海底神殿、龍宮城、そしてアトランティスという言葉が引き止める。海賊王は星の海に再び心を傾け、王子を当代の英雄と認めて、その流儀を教えようと告げるのだった。